なぐり(名栗)加工

無垢フローリング、無垢羽目板をご購入の際、オプションで『なぐり(名栗)加工』を追加注文することが可能です。お見積り依頼フォームの「連絡事項」欄に、ケース数と加工の種類を入力して送信してください。

きっこう

なぐり(名栗)といえばこの形を思い浮かべるのではないでしょうか。亀の甲羅模様に似ている事から亀甲(きっこう)と呼ばれています。一見、同じ形に見えますが、よく見るとわずかに違う六角形が並んでおり、飽きのこないデザインとなっています。

なしじ

もとは蒔絵技法の名称で、果物の梨肌に似ている事から梨地(なしじ)と呼ばれています。他に比べてシャープな彫りになっていますので、適度に刺激的な歩行感です。光による陰影もはっきりしています。

りゅうすい

木の表面を水が伝わっているような模様です。他に比べて小さめで細かい彫りになっています。規則正しく並んでいますが、ひとつひとつの形は、ほどよくくずれた形ですので、肩苦しさはありません。

スプーン

スプーンですくい取ったような形です。本来なら甘くなりがちなスプーンカット模様ですが、少し角を持たせる事で、引き締まった印象になっています。適度に平らな部分も残っていますので、二種類の感触を味わう事ができます。

たちわき

雲が湧き上がる状態を表した文様の名前です。ゆらゆらと長く続く模様は、山あいを流れる雲のように清々しいです。方向が変わると見た目も歩行感も変わり、違った印象を与えてくれます。

ささなみ

水面に弱い風が吹くとできる小さい波のような模様です。規則正しく並んだ小さめの彫りですが、光による陰影がとても美しく、心地よい波の音が聞こえてきそうな優しい印象となります。