最近、空き巣被害が急増しています。
住民の皆さんも防犯意識が高まってきたみたいです。
窓ガラス破りは、何と言っても侵入盗のナンバーワンの手口です。
以前働いていたテクノデータハウスという会社で、防犯フィルム施工の事前調査をしていた時のお話です。
御宅には大手のセコ○さんの警備が入っていました。
しかし、セ○ム=警備(事後の消極的リアクション)防犯(事前の積極的アクション)の違いがお分かりのお客様でした。
ですから防犯フィルムの見積もり依頼をされたのです。
防犯フィルムは勿論入られる前の防犯対策で、警備は入られた後、センサーが発砲して警備員が駆けつける、事後の対策になります。
だから、知らない人間にまず入られたくないなら「警備」ではなく「防犯」対策が必要という訳です。
警備会社のステッカーが貼ってあれば抑止力にはなりますが決して防犯とは言えません。
もう一つ言えば、経費的に考えると、警備=高額 防犯=比較的安価と言えます。
ドロボウ業はそもそもハイリスク、ローリターン。
大きなお家であったとしても、まず入ってみないとそのお家の中に金品があるかどうか分かりません。
という事は、そのお家には金品があるという事前情報を握っている場合を除き、防犯意識の高い対策済のお家は基本スルーするのです。(元大阪府警刑事、現住宅コンサルタントの折元氏の教え)
備えあれば憂い無しです。
