もう5、6年前参加した防犯セミナーで築浅(建ててからまだ日が経ってないお家)の住宅を狙った泥棒の手口を教えてもらいました。
少し前の話ではありますが、いまだに多いと聞きましたので情報発信を・・・。
元大阪府警の刑事で現在、防犯コンサルタントをしておられる折元洋巳さんの防犯セミナーに参加したのですが、その時に、新築住宅を狙った「泥棒の手口」をお教えてもらいました。
こちら、どこにでもある勝手口のドア。
上下のガラスがスライドします。
網戸付きで爽やかな風を取り込める採風仕様です。
勝手口のドアはこのタイプのものが主流です。
1ドア2ロックで面格子付き。
外側には面格子が付いており、防犯性にも優れている・・・ように思いがちですが決して過信しないこと。
最近、新興住宅街で軒並み泥棒に入られたのがこの勝手口のドアです。
上下にスライドするのが便利なのですが、閉めたときにロックをしない人が多いみたいです。
ロックされているかどうかは、外側から簡単に確認できるようです。
網戸を押さえながらガラスがスライドするかどうか、確かめるだけですから。
もしスライドのロックが掛かっていなければ、網戸をカッターナイフ等切り開口部から手を差し入れて普通に鍵を回して開けるだけ。
スライドがロックしてあれば、面格子を切るだけではなく、ガラスを割らなければなりません。
その手間だけで狙われずに済むのかも知れません。
わざわざ2度手間を掛けるくらいなら、不注意な他の家を狙ったほうがいいからです。
その家に多額の現金や金品があるという事前情報を知っていれば別ですが・・・
スライドのロック部分(鍵は掛かっていない状態)
しっかりとスライドをロックした状態(鍵が掛かっている)
スライドロックを掛けておく、これが大きな差となりますね。
面倒くさがらずに、あるもんは皆使いましょうね。
それと・・・お風呂の窓は寝る前や外出する前は必ず鍵を掛けて出かけてください。
面格子は簡単に切れたり外せたりするそうなので・・・。