サンプル担当より、エンドユーザーの皆様が疑問に思っているだろう木材の用語や特徴などを
少しでも理解して、木材に親しんでもらえたらな~
というわけで、今回は 面取り加工 について のお話をさせてもらいます
木材の角の形を気にした事ありますか?
いわゆる角材と呼ばれる木材は長ーい四角い形をしていて
角はほぼ直角ですが、触って痛いほどシャープな角ではありません
これをどうしても痛いほどシャープに、直角定規になるくらいの角にすることを
きん角 といいます
角が欠けやすい欠点がありますが、使う場所によって必要なこともあります
さて、フローリングの話ですが、
フローリングの角は直角ではありません
少しだけ角をとってあります
これを 面取り といいます
ほんのわずかな面取りを 糸面 といいます
床に敷いたときに、膨張したフローリング同士がぶつかって、盛り上がるのを防いでいます
わずかにくぼんだ線となりますが、無垢材ならではです
面取りなしという希望を言われることもありますが、
敷いた後に縮む時期には結局隙間があきますし、
膨らむとぶつかるし、
おすすめしません
