
最近、羽目板のお問い合わせが多いです。
壁、腰壁、天井は床に比べて工事のハードルが低いせいでしょうか?
床は触れる機会の多い場所なので、掃除を気にする方も多いですし、
マンションでは床材への制約があります。
工事自体もほとんどのケースで手間が多いです。
それに比べて壁、天井は上張りするケースがほとんどなので、
工事が早いです。
リモートワークでは木製の壁が映えること間違いなしです。
画像は桧です。経年変化で濃くなり、落ち着いた色合いになっています。
好みもあるかと思いますが、私なりの経験で羽目板をご紹介します。
羽目板の選び方
桧・・・(節なし)木目が少なく色も明るいので和室、洋室どちらにも合います。
(節あり)節が目立つので、天井には向きません。面積の少ない壁向き。
杉・・・(節なし)木目がそこそこあり、薄茶系になるので和洋室と言われるミックスした部屋向き。
(節あり)節がしっかりあるので、古民家風向き。
米杉・・・(節なし)金額が高いですが、他にはない引き締まりのある茶系で高級感があります。
(節あり)節なしに比べ値段をおさえることができます。
青森ひば・・・独特の香りと深い色合いで、魅力に取りつかれると他では満足できません。
米ヒバ・・・青森ひばよりも黄色く、木目が少ないためあっさりしているのでどんな部屋にも合います。
ヘムロック・・・ピンクがかったやさしい色で、木目が少なく、明るい洋室向け。
マホガニー・・・高級材。色むらがありますが全体で赤みのある色で、コーディネートで家具などの素材に向き不向きがあります。モノトーンの部屋のアクセントにいかがでしょうか。
アスペン・・・木目がほぼないので木らしさがなく、そのまま使うよりも塗装向き。色の発色がいいです。
ブラウンアスペン・・・サーモ処理で茶色くなっていますが、色がだんだん抜けて薄くなるので注意が必要。
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