
台所の床下でひっかくような音がするようになったので、
またか・・。と思いました。
先日、天井にやってくるイタチを市役所から借りた罠で捕まえたところでした。
今度は床下かとあきれていると、何日かしてキューキュー鳴き声がするようになり、
一大決心して床をめくることにしました。
幸いシンク下はリフォームのあと収納をつけず、古い床のまま残していたので切ることができました。
ただ、24mmの下地と12mmのフロアーをくりぬくには1時間かかり、汗だくでした。
ぽっかりと開いた床下には小さい丸まっているものがあり、電ノコでバリバリ音をたてていたのにのんきに寝ているようです。
つまみ出すとしっぽにシマがあるのが3匹。
まさかのアライグマです。
小さな丸い耳、目も開かず、兄弟の下に潜り込もうともそもそ動くのが精いっぱいの赤ん坊です。
器用そうな細長い指を開いて伸びをして、満腹なのか膨らんだ腹を出して眠っています。
ニュースで住宅地に出没する野生化したアライグマを見たことありますが、まさか自分の家から出てくるとは驚きです。
イタチは捕まえたら自分で山に逃がしましたが、
アライグマは特定外来生物に指定されているので逃がすことはしません。
どのみち自力で生きられる大きさではありません。
枚方市に電話すると日曜日でしたが引き取りにきました。
今後、どこへ連れていかれるかはわかりきったことです。
ペットだったアライグマを逃がした人が受けなかった、このどうしようもないつらい思いをさせられ、もやもやします。