
京都 老松 晩柑糖。(画像は夏柑糖)
毎年お中元で老松の夏柑糖をいただくと夏を実感したものです。
山口県萩の夏みかんをくりぬいて寒天でかためた果汁を詰めたものですが、
見た目はシンプルでも、スプーンがするっと通るその絶妙な固まり具合と、余韻の残るほろ苦さがたまらない一品です。
残念なことに夏みかんの作り手の減少で気軽に食べることができなくなりました。3月中旬からなくなるまでの販売です。
今の時期にお店に並ぶのはグレープフルーツの晩柑糖になります。
これはこれでおいしいのですが、
あのなんともいえない苦味にはかないません。
なくなってほしくない味です。